#112
KLCで、2回目の採卵をしてきました。前回の記事で、採卵が旦那の出張と重なりそうで「精子凍結」を行った事を書きましたが、なんと、奇跡的に重ならず!出張の翌日の休みの日になったので、旦那も一緒に行くことができました。
「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ
S)痛くしないでー!!
O)採卵日、旦那と病院へ。不安大も身体的苦痛少なく終了。不安から安堵の表情へ。
A)2回目の採卵終了、終了後は心身ともに安定している。
P)プラン継続。
S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画
今回は、排卵誘発剤を内服しコントロールを行ってきました。その結果、3つの卵胞が育ってくれ、無事に採卵日を迎えました。KLCでの無麻酔採卵は2回目。詳しい流れは1回目の記事に書いたので多少割愛します。↓
が、2回目も大緊張しました。
やっぱり無麻酔は怖い・・・(T_T)
採卵日
旦那と2人で病院へ。
今回は、流れは多少分かっていたので前回ほどそわそわしていませんでした。が、緊張は相変わらずで頻脈と手汗。受付をすませ、待合フロアで待機です。
少し待つと、私だけ番号で呼び出しがかかりました。(前回は、ここで旦那も一緒に採卵のフロアまで行ってしまうという珍事件を起こしたのでしたが、今回は大丈夫!!)
「じゃあ、行ってきます。」
と、小声で私。
「うん、頑張って。」
と、小声で旦那。
「うん、そっちもね(*^。^*)」
と、言って別々になりました。
採卵
採卵のフロアへ行き、名前を確認。前回同様にナースステーションで説明を受け、カーテンで仕切られた部屋で着替えて待機です。
あー、やっぱり緊張。
この待ち時間が嫌ですね。
隣の人が呼ばれると、次は自分かなとそわそわ。
深呼吸し、副交感神経を働かせるよう呼気に集中。笑
そして、呼ばれました。
採卵ルームの前で少し待ってから入室。
スタッフの方々が、慣れた手つきで着々と準備をすすめ、私はあっという間に台の上に横になり、足を固定されました。前回同様、看護師さんが隣に立ち、胸の前に置いた私の手にそっと手を重ねてくれました。
「じゃあ消毒します。」
と言って、消毒、エコー開始。
ここでぐっと高まる緊張。
そして、今回緊張感が高かった理由の1つに、卵胞が3つあるという事実がありました。前回は1つだったので、1回針を刺しただけで終わりました。でも、今回は3つあるんです、いいことなんですけど、ですけど、それって、3回針を刺す?ってことですよね、当然ですが(-“-)1回で終われば痛くても我慢ができますが、3回は・・・無理かもしれない(T_T)と、不安大でした。
「はい、じゃあ動かないでねー。」
と、医師。
『先生頑張って!痛くしないで(T_T)!!!』
と、心の中で叫ぶ私。
ちょっと押されるような感じ、そして横のモニターには、ゆっくり針がすすみ、卵胞を穿刺した様子が映し出されました。そして、ピコーンピコーンという機械音とともに、だんだん卵胞が小さくなり吸い取られていきました。
あぁ、前回と同じ感じ・・・。
痛くない・・・。
これがあと2回同様に繰り返されましたが、痛くはありませんでした。痛くはないですが、何となく押されて針が入ってくる感じがあるので、やっぱり何回もは嫌です。
そしてガーゼを詰め採卵終了。
歩いてベッドまで戻り、横になりました。特に腹痛も無く、気分も悪くなし。落ち着いて少し目を閉じたい気分でしたが、やっぱりそうもいきませんでした。なぜなら、この後に看護師さんが採卵結果を書いた紙を持ってくると分かっているから。前回は、ここで採卵数0という結果を受けることになりました。
今回は、3つあった、3つあった。
でも、採れていなかったらどうしよう。
そう思うと、そわそわしてゆっくりは休めませんでした。
そしてその後、看護師さんが来ました。
「お変わりないですか。」
と、確認した後、前回同様に採卵結果を書いた紙を見せてくれました。
「今回の結果はこちらです。この後少し休んでから、詳しいことはまた説明があります。」
と、言って渡された紙には、
採卵数 3個。
「あ、はい。」
と、言って普通に受け取りましたが、心の中は安堵感でいっぱいでした。
あぁ・・・、良かった(@_@。
とりあえず、良かった。
前回よりは進むことができた。
うれしさというより、心からの安堵でした。
培養士さんから卵の話
そしてその後体調も変わりなく、トイレでガーゼを抜き、着替えて採卵フロアを出ました。
待合フロアで旦那とおち合いました。
「お疲れ様。」
「お疲れ様。」
と、お互いを労いました。笑
旦那さんも、私が採卵を終えた後に呼ばれ、少し前に採精室で採精をしてきたようです。周りにはたくさん人がいるので、あんまりたくさんは話せなかったですけど、とりあえず、良かったねと笑顔になれました。そして30分ほど待つと、呼ばれました。
部屋で話をしてくれたのは培養士さんのようでした。
「今回は、3つの卵が採れました。」
と言って、パソコンのモニターには全面に大きく卵子が映し出されていました。あまりに大きく映っていたのでちょっとびっくりしましたけど、見た感じはすごく綺麗。説明によると、2つは成熟卵、1つは未成熟卵とのこと。特に問題もなく未成熟卵もこのまま成熟させて、良ければ受精までもっていくと。良かったです、ほんとに。
そして次に、
「精子の結果がこちらです。」
と言って、小さな結果の書いた紙を出されました。2人でのぞきこみました。・・・ん?あれ、ちょっといつもより悪いのかな。と、見た時思った私。旦那もそう思ったのか、めっちゃ紙を凝視していました。培養士さんはその結果についても説明してくれ、
「今回は顕微授精をおすすめします。」
と、言われました。
あー、そうなんだ、まあいいか。と、私は思いましたが、旦那が何かショックを受けていないかちょっと気になったので、ちらっと顔を見ました。
やっぱりなんだか浮かない顔をしていましたが、アイコンタクトで、お互いの意思確認を行い、
「はい、顕微授精をします。」
という返事をしました。
とりあえず、この前よりは前進できて良かったです。
ほっとしました。
ちょこっと採精室の話
その後に旦那から聞いた話ですが、KLCの採精室、環境がイマイチみたいです(゜_゜)
待つところは廊下みたいなとこで他の旦那さんと顔を合わせるし、部屋は培養室のすぐ横にあるみたいですが、周囲の音がけっこう聞こえてくるみたいで・・・?
んまあ、ここは男子の独特な世界なのでよぅ分かりませんが、とにかくイマイチで、次は使いたくないみたい。次が無いことを祈りますが(^_-)-☆