#67
まだ体外受精をすると決まったわけではないですが、私の病院ではその可能性がある人や、希望がある人向けに、カウンセリング(体外受精の説明)を受けることができます。今回、それを受けてみました。
「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ
S)怖い・・・。
O)夫婦で体外受精のカウンセリング。看護師さんより詳しく説明。やや緊張し口数少ない。
A)体外受精を現実的に考えたことで、緊張と恐怖感あり。
P)引き続き情報収集。
S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画
旦那が仕事を半日休んでくれ、夫婦で受けてきました。
小さな個室に呼ばれ、看護師さんより話がありました。#46↓で書かせていただきましたが、事前に病院から貸し出される体外受精のDVDを見たらこのカウンセリングを受けることができるので、DVD内で説明される大まかなことは省略されます。
でも、丁寧に説明してくれました。特に気になったのが、誘発の種類と採卵の方法です。
誘発の種類
この病院では、主に4つの誘発方法の中から医師がその人にあった方法を選択し、施行していくそうです。
【誘発方法】
- GnRHaロング法
- GnRHaショート法
- クロミフェン(+hMG/FSH)法
- 自然周期法
略語ばかりでなんのこっちゃって感じですけど、全部覚えることもできないので、実際やることになったら、その方法は詳しく調べてみようと思います。方法は、内服か注射だそうです。自己注射もできるみたいなので、実際やるならそうするかなぁ・・・。
看護師さんには、まだ年齢が若いので最初はあまり刺激が強くない方法かもしれないと言われました。刺激が強いと卵はたくさんとれますが、「卵巣過剰刺激症候群:OHSS」になりやすいとのこと。
【卵巣過剰刺激症候群:OHSS】
卵巣の中の卵胞が過剰に刺激されることにより、卵巣の腫大や腹水といった症状が現れること。
【OHSSのリスク因子】
- 卵巣の反応性がいい年齢(18~35歳)
- 比較的体重が軽い
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)患者
- 小卵胞が卵巣皮質周辺に多数存在(ネックレスサイン)
- 血中エストラジオール(E2)が3000pg/ml以上
- 黄体機能補充にhCGを使用
- 難治性不妊症に対する過排卵刺激
- 体外受精(IVF-ET)の調節卵巣過剰刺激にGnRHを併用
- 妊娠成立時(hCGが大量に分泌されるため)
私の場合、リスク因子のうち上の2つがすでに当てはまっており、3つ以上当てはまると80%以上の割合で卵巣が腫れると言われました。そうなった場合、受精卵になったとしても、いったん凍結させ移植は延期です。
けっこう割合高いじゃんっ\(◎o◎)/!
採卵の方法
一番恐怖なのが、やっぱり採卵です。膣の中から針を刺すなんて、想像しただけで恐ろしい事態・・・(T_T)
DVDの内容にもありましたが、この病院では静脈からの全身麻酔を行うので完全に眠ってしまい、何も感じずに終わるそうです。看護師さんにもこのことを直接説明してもらい、少しほっとしましたが、やっぱり怖いです。
看護師としては、同じような麻酔をする患者さんはたくさん見たことがあるのでイメージはつきますが・・・。自分には初めての経験です。
「俺には絶対に無理だわ・・・。」
と、恐怖に固まる旦那。
おーい、やるのはあたしなんですけど(-“-)