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6組に1組は不妊に悩むと言われている近年、不妊治療の認知も広がりつつあります。そして平成28年4月より不妊治療の保険が解禁となりました。金融庁の後押しをうけ、各生命保険会社では不妊治療保険商品の開発に取り組んでいるようですが、なかなか実現が難しいのが現状のようです。
「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ
S)この保険、入る・・・かなあ?
O)不妊治療の保険が開始。詳細を調べる。内容に困惑、今後への期待感あり。
A)不妊治療の保険の難しさを改めて知ることができる。
P)プラン継続。保険の動向を見守っていく。
S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画
そんな中、日本生命が平成28年10月より初めて不妊治療と対象とした保険を発売しました。プランは様々あり詳細はHP参照ですが、基本的には契約後2年以上過ぎてから特定不妊治療(体外受精・顕微授精)を受けた場合、保障が開始されます。
2年かあ・・・。まあ保険ですから当たり前なのかもしれないですが。出産一時金、満期一時金などもあるようですが、けっこう高い・・・。
過去の自分に問いかけてみても、この保険に入っていたかどうかは疑問です。というのも、こうならなければ不妊治療についての理解なんて1つもありませんでしたし、こんなに時間とお金がかかることだとも思いませんでした(T_T)実際になってみて金銭的に大変な現状を知ったというか・・・。なんとなーく知っていても自分に置き換えて現実的に考えることはけっこう困難ですよね。
なってみて分かったこと、本当に多いです。
ましてやまだ結婚していない時や、新婚ほやほやの時に、「不妊症になった時のために」ってなかなか考えないと思います。もともと生理不順などで通院している方、周囲に不妊症の夫婦がいる方、高齢出産と言われる年代の方などは入るきっかけが持ちやすいかもしれないですけど・・・逆にこうゆう方だったら、2年待たずに体外受精や顕微授精始めたいですよね・・・(-“-)
まあ、2人目、3人目と長期的に考えて入る事もできますね。選択肢が広がったこと、不妊治療に対する理解を深めるきっかけになったことは間違いないので、今後どのような広がりをみせるのか期待したいところです。