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不妊治療の病院は多くありますが、そのシステム、治療方法、設備等はそれぞれ違います。私の通院している病院は医師の数は少ないですが、「不妊カウンセラー」「体外受精コーディネーター」が数人おり、希望すれば毎月今周期の相談や質問ができます。
「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ
S)話を聞いてくれてありがたーい。
O)話をし不妊カウンセラー、体外受精コーディネーターに興味。資格について調べてみる。
A)分からない事が多い中、相談や質問ができる環境が大切ということを実感できる。
P)プラン継続。
S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画
しっかりと時間をとってくれて個室で話ができるのでありがたいです。やっぱこうゆう時は医師よりも看護師の方が質問しやすいってことはありますよね(*^_^*)
でもこの人たちって何の資格なんだろうと思って調べてみました。
【不妊カウンセラー】
不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。
【体外受精コーディネーター】
不妊治療において、特に体外受精や顕微授精などの高度生殖医療(ART)を受けられる人々に対して、ARTに関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。
日本不妊カウンセリング学会(http://www.jsinfc.com/)より
特に特定の基盤の資格は必要なく、認定申請の条件(日本不妊カウンセリング学会HPに詳細あり)をクリアしていれば良いようです。そのため看護師、医師、臨床検査技師、行政関係者、事務職など様々です。1年に1回試験(筆記+面接)あり、5年ごとにポイント制の更新があります。
・不妊カウンセラー :2003年317名 → 2017年1055名
・体外受精コーディネーター:2003年227名 → 2017年480名
徐々に取得者が増え現在は1000名以上が全国で活躍されていますが、私は思ったより少ないなという印象です。不妊治療は、周囲に相談できる人や頼れる人が少ないのが辛いと思うので、このような資格を持った方に病院で話ができるのは本当にありがたいです。今後も徐々に増えて、各病院に必ずいてくれるようになることを期待したいですよね(^o^)