やってみましたフーナーテスト。予想外の結果に驚き。

 #18 

新しい検査をしました。一連の初期検査に含まれているようで、最初は何の抵抗感もなく了承しましたが、説明を聞くとこれ、ある意味かなりパンチのある検査です(・・;)

 

「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ

S)まさか、そんな。

O)フーナーテスト施行。結果、不良。夫婦ともに驚きと困惑の表情。やや口数少ない。

A)予想外の結果に驚きを隠せない様子、今後の治療に向ける。

P)プラン継続。

S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画

フーナーテストとは

【フーナーテスト】

性交後試験、ヒューナーテストとも言います。フーナーテストとは、性交後の子宮頚管粘液の中にある精子の状態を見る検査です。検査の12時間前くらいまでに性交渉をして、子宮頚管から粘液を採取して顕微鏡で調べます。検査時期は、頸管粘液の分泌が多い排卵直前に行われます。

 

つまり、フーナーテストで多数の運動性精子が確認できると、きちんと良い精子が子宮に入っているので、高い確率の妊娠率が期待できるようになります。

 

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なんと衝撃的な検査方法!

性交渉をして12時間以内に病院に来いなんて、なんて卑猥なっ(;O;)・・・なんて思ってはいけない、いけない、これは検査。これは大事な検査。そんなんで12時間以内にきちんと病院へ行きました。旦那さんが休みだったので、2人で行きました。

 

病院では、内診と同じような体勢になり、診察後、医師により(綿棒のようなもので軽くこするような感じで)粘液の採取が行われました。採取による痛みは無かったです。その後少し時間を置き、看護師さんから結果を説明していただきました。

 

「こちらへどうぞー。」と私たちを案内しながら何やら顕微鏡のようなものを持っている看護師さん。個室へ案内されました。「結果、見てみましょうねー。こちらの画面に出ますよ。」と言いながらプレパラートをセットする看護師さん。

 

・・・結果、もう出ているんじゃなくて今から見るのか!!

 

そしてこれまた衝撃的な結果を目撃してしまったんです。壁面に設置されている小型のTVモニターに映し出される無数の細胞のようなものたち・・・。

 

「うーん、あれ、あんまり見当たらないねえ、ちょっと探してみますね。」

 

プレパラートを少しずつ動かしながら探している様子。

 

「うーん・・・、そうかあ、ちょっと見当たりませんねえ・・・。っあ!!ほら、いました、一匹。」

 

・・・一匹って(+o+)。

 

 大きなモニターの端に動き回る一匹、そう、教科書で見たことのある形のやつ!おお・・・、なんだか衝撃映像。旦那と一緒に本物の精子を目撃した衝撃、そしてわずか1匹しか発見できなかったという衝撃。旦那とともに固まってしまいました。

 

 その後、看護師さんより説明をしてもらいました。

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受け止めきれない結果

【フーナーテストの判断基準】

400倍視野あたりの運動精子数で判定。

・優 15個以上

・良 10~14個

・可 5~9個

・不良 4個以下

 

そう、つまり私たちの場合完全に不良です。性交渉をもっても、精子が子宮の中に入っていないという結果。粘液中に精子が確認できないと無精子症や抗精子抗体、子宮頚管炎などが疑われることもあります。しかし私たちの場合、そのどれにも当てはまりません。

 

じゃあ何で?

 

説明によると、きちんとした時間に検査を行っても、その時のお互いの体調やストレスで不良の結果が出ることがあると。また採取した部分に精子が少なかった可能性もあるので、1度の検査では確定できないとのこと。1度目が不良でも2度目は優良なことはよくあると。それ以外にも原因はあるかもしれないが、今のところはっきりしておらず原因は不明ということになると。

 

それを聞き、私は思ってしまいました。じゃあこの検査に意味はあるのか?たとえ次に優良が出ても、私たちは1/2の確率ということ?残りの精子はどこへ?てか採取方法が原始的すぎじゃね?結局原因不明なのかい!

 

言わなかったですよ、その場では。笑

でもなんだか後からそんな思いがもやもやと出てきてしまいました。でもまあ、正直に言うと、まさかそんな結果なんて思いもしなかったので、困惑していたんです。旦那さんも同じでした。

 

「うーん、何でだろうね。」それに尽きます(*_*;

 

2回目の検査をやるかどうか、悩みました。旦那さんはやってみてもいいんじゃないかと言ってくれていましたが、私はどうしてもやる気にはなれませんでした。だってやる意味が見いだせないからです。次、その次とたとえ優良が出たとしても、だから何?ってなってしまいます。何の安心材料にもなりません。必要な時期に、この検査をする必要がある方ももちろんいらっしゃると思いますが、私たちはそれに当てはまらないのではないかなあと思ってしまいました。

 

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