#15
私、こう見えて看護師をしています。よく白衣の天使と称される看護師ですが、ここで、看護師って実際どうゆうものか少しご紹介(^_^.)
「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ
S)ああー、疲れたぁ。
O)疲労感、疲労感、疲労感。緊張。疲労感、疲労感、疲労感、喜び。
A)基本的に疲労感強い。
P)ストレス解消方法の検討。
S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画
看護師とは
【看護師】
厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。(保健師助産師看護師法より)
昔は中学を卒業して5年制の看護学校に行く人が多かったですが現在は、
・高校卒業して専門学校(3年間)に行くケース
・大学(4年間)に行くケース
・社会人を経て通信の学校に通うケース
など様々あります。
どれも規定のカリキュラムを終えて、国家試験を受け合格すると働くことができます。今はご時世的に大学卒が増えてますかねー、女性も大卒を当たり前に希望する時代になってますからね。実際に大学の看護学科は、1991年度に11校だったのが、2014年度には226校に急増しています。
高齢化社会を見据えて、国も看護師を大量生産したいのでしょう(-“-)その成果もあって、実は働いている看護師の数って年々増えています。むしろ数値的にはこのままいくと看護師が余る時代になるとも言われますが。
でもなぜでしょう・・・。
実際働いていると、増えているなんて印象は微塵もありません(-_-メ)!!
おそらく
- それ以上に高齢化が進行しているということ
- 病院が看護師の増員をすることができない
ことかなあと思います。実際にH24年に診療報酬の改定があり(詳しくは小難しい話になるので割愛!)赤字の病院側は、看護師の補充を積極的にしなくなったようです。
なんか・・・うまくいかない世の中ですね。
看護師の仕事の1日
8:00 出勤し患者さんの状態を
パソコンで情報収集(カルテ、検査データなど)
8:30 申し送り(夜勤から日勤へ)
9:00 受け持ちの患者さんにあいさつ
体拭きやオムツ交換介助
(看護師1人受け持ち5~7人くらい)
10:00 点滴の確認、準備、実施
患者さんのお部屋の簡単な清掃
午前中の検査や手術の送り迎え
11:00 昼食前の準備(食前薬の準備、体を整える、血糖値の測定など)
11:40 昼食の配膳、介助
服薬介助、点滴交換
12:00~14:00 交代で休憩、オムツ交換
14:00 バイタルサインの測定(お話しながら状態を確認)
午後の検査や手術の送り迎え
16:00 オムツ交換
16:30 看護記録記入
17:00 申し送り(日勤から夜勤へ)
その病棟によって全然動違いますが、私の病棟はざっと・・・こんな感じ。この間で、ナースコール対応、緊急時の対応、入院がいる場合は入院の患者さんの案内・・。げんなりです(T_T)よく見ると分かるように、座る時間が少ないっ!体力勝負なんです。とはいっても何年もやっていると隙を見ては座ってますけどね笑。そして実際はこれを一人で行うのではなく、チームで行うので助け合いながらやっています。
私はこの中でも、やっぱり患者さんの体を拭いてあげたり、髪を洗ってあげたりするケアが好きですね。長い入院生活の中にいると、だんだん、見た目に気を配れなくなる方が多いです。自分の命と向き合っているんですから、無理もないと思います。でもそんな状況でも、自分の身体をきれいにする行為、シャンプーの香り、温かいお湯に触れること。身体的に良いのもありますが、精神的なケアにもなっていると思います。
なぜならほとんどの方が☆笑顔☆になるから。
どんな教科書にも載っていそうなくらい当たり前ですけど、「ありがとう。」と言って笑顔を見せてもらえることが、何よりもうれしいですよね。
ま、実際は忙しくてそんな余韻に浸っている場合じゃないことが多いですけどっ!!笑
あと、やってあげたくても時間がなくてできないーっこれが辛いっ!
で、こんな1日を無事終えると帰宅する頃はへろへろです。あと、これは看護師あるあるですけど、何かやり残していないか不安に駆られる、頭の中でナースコールとモニターの音が鳴っている。
こんな生活、全然妊娠する気がしないです。笑