#13
初めて、薬が処方されました。
「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ
S)え?なんですかその病気。
O)医師との初対面に緊張。高プロラクチン血症と診断あり。他異常所見なし。やや困惑の表情。
A)初めて聞く疾患名に困惑あるも、内服薬処方により改善期待。
P)プラン継続。
S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画
医師
「プロラクチンの血中濃度が少し高いので、薬を処方します。本来出産後に増えるホルモンなので、高いと妊娠しにくくなります。1週間に1回飲んで、2~3か月に1回くらい採血をして、チェックして下さいね。」
私
「・・・?はい。」
採血の結果を聞きに行きました。新しい病院の医師に初めて会いました、男性医師で淡々と話してくれましたが、まあ優しそうな感じ。「高プロラクチン血症」というフレーズを初めて聞いたため、よく分からなかったもののあっさり聞き流してしまいました(・・;)後から聞き直す勇気もなく、自分で調べました。
【高プロラクチン血症】
血中のプロラクチン濃度が異常に高い場合、高プロラクチン血症という疾患になる。プロラクチンは脳下垂体から分泌されるホルモンの一つ。通常、妊娠して、出産、授乳期間に多く分泌されている。母乳の分泌や子宮の収縮を促し、出産後すぐに妊娠できないよう働く。授乳期間以外では血中のプロラクチンの濃度は15ng/ml以下となっているのだが、この濃度が異常に高くなってしまっている場合、様々な症状が出現することがある。以下はそのうちの不妊につながるもの。
- 排卵の抑制(排卵に必要なホルモンの分泌を抑制するため。)
- 着床障害(子宮の収縮が促されるため。排卵後の黄体ホルモンの分泌が不安定となり子宮内膜の成熟が抑制されるため。)
ほおー。ちゃんとした疾患なんだ。
初めてしっかりした病名を告げられ、びっくり。でもけっこうよくある疾患で、内服を続ければ正常値になるとのこと。健康体であるため薬は飲みなれていない私。(風邪薬も極力飲みたくない笑)しかも1週間に1回なんて絶対に飲み忘れそうーーー(;O;)
頑張ります!ちなみに処方された薬はこれ。
【カバサール】
- 適応:高プロラクチン血症、パーキンソン病 ←これにはびっくり!
- 作用:以下
ドパミン受容体刺激作用
パーキンソン病では、脳内のドパミン系の神経の働きが悪くなり、手足のふるえ、こわばり、体の動作が不自由になるといった症状がでてきます。このお薬は、ドパミン系の神経に働きかけ、そのようなパーキンソン病の症状を改善します。
プロラクチン分泌抑制作用
プロラクチンの分泌をおさえる作用があります。高プロラクチンが原因の排卵障害や無月経、乳汁漏出症などに有効です。また、高プロラクチンをともなう下垂体腺腫をおさえる働きもあります。