#4
初めての婦人科診察を終えました。
「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ
S)旦那、大丈夫かな。
O)精液検査の施行を言われ、夫婦で口数少なめ。表情硬い。
A)旦那が検査をどのように受け止めたか不安感あり。
P)旦那へ探りを入れる。
S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画
次に私は、休みの日に検査の予約(採血)をとりました。婦人科ではホルモンの検査もあり、時期が決まっている採血があります。
旦那さんも次に受診できる日の予約をとりました。いわゆる精液検査です。
自宅で精液を採取し容器に入れ、2時間以内に病院に持っていきます。(病院に採取する部屋もあるようですが・・・活用したことはないです(・・;))
・・・書いてしまえば一行ですが。
私は女性ですが、その検査が男性にとってどれほど屈辱的なものか、想像はつきます(+_+)
嫁
「びっくりしたね、いきなりで。」
旦那
「まじかって思った、なんか淡々と言われすぎていらっとしちゃった。笑」
近年増加傾向にある男性不妊症。そのため検査は早めにする必要性がありますが、抵抗がある方がほとんどだと思います。私たちもなんとなく検査してみるかー、という浅はかな気持ちで行ったので、いきなり現実を突き付けられたような感覚でした。
なんだか、すごい世界に踏み込んでしまったな、と。
私も看護師なので、色々な治療や検査の現場を見ています。その中には痛みや恥ずかしさを伴う検査もあります。でも、やっぱり性的な部分は一番タブーとされているというか。(だから不妊治療がなかなか世間に浸透しない原因のひとつだとも思いますが。)
旦那さんは、病院に行くことも、検査も受け入れてくれました。でも、すごくすごく嫌だったと思います。
最初の一歩ではありますが、二人で踏み出すことができてよかったと思っています。